2024年採集日記(上)

 2シーズン前に知り合った大学生のH君と、今シーズンこそは名古屋近郊のギフチョウ産地へ一緒に行こうと思っていた。名古屋に下宿しているうちに行かないと、4年間などあっという間に過ぎてしまう。名古屋近郊のギフ産地は温暖化による乾燥化とシカの食害で風前の灯の場所が多い。今を逃したらきっと後悔する。そんな強い焦りがあった。


■ 3月27日(水) 西濃方面のギフ(パート1)

 そんなこんなで、フライングは承知で下見と割り切って出かける。2月の異常高温から一転3月は低温続きで、まだ出ていないと思いつつも腰が浮いてきた。最近は西濃地方からすっかり足が遠のいて様子がわからないので、下見をしておきたいという事情もあった。

《 山県市(旧高富町)》

 第一弾は、東海環状自動車道の山県ICからすぐの旧高富町赤尾。

 かつて知られた地名だが、私にとっては初めてとなる。国土地理院のサイトで地形図を見ていて、東西に延びる尾根に古い地形図には載っていない小径が新たに付いているのに気付いた。「東西に延びる尾根」というのはギフチョウ探索のいわば鉄板で、そこに小径があればもう「採ったも同然」と、つい思ってしまう。

 地形図上に小径があっても実際に行くと立ち消えているケースが多い昨今、新たに小径が記載されるとは一体どういうことか。何だか勝手に期待が膨らむ。

 しかし、着くなりガッカリ。山全体が深い植林で自然林はほんのちょっとしかない。それでもそのほんのちょっとしかない自然林で、すぐにカンアオイが見つかった。しかし、それこそほんのちょっとしかなくて、それも萎えたような元気のない古葉ばかり。これを見て、藪漕ぎして尾根へ登ろうという気力も萎えた。ハイ、次っ! 

良く晴れて今にもギフチョウが上がって来そう。
良く晴れて今にもギフチョウが上がって来そう。

 次も同じ旧高富町で、ここも初めてだが近年採れているという確かな情報を得ていた。尾根筋には良さげな道が付いていて、良く晴れて今にもギフチョウが上がって来そうだ。

 でも今日は下見が目的なので、麓に下ってカンアオイを探す。見つけるまでに少し手こずったが、見つけてしまえば逆にわりとたくさんあった。これならきっとギフは発生しているに違いない。そう信ずるに足る環境だった。

 良さそうな場所が見つかったので気を良くし、地形図上で目星をつけた次なる洞(ほら)に向かう。しかし世の中そんなに甘くはなく、小さな沢の入口で1~2株のカンアオイを見つけただけに終わった。

 諦めて次へ向かう途中、尾根へ続く小径を偶然発見! 地形図に記載のないその小径は、いい感じの尾根や小ピークを辿りながらアップダウンを繰り返し、延々片道30分以上続いていた。新しく灌木を切り払った形跡がある。今どき何の目的で山中に小径を整備したのか不明だが、ギフチョウ探索にはうってつけ。次回が楽しみになった。

 

《 岐阜市 》

 次にやって来たのは岐阜市彦坂。この付近は地形図を見るとあちこちに東西に連なる尾根があり、かつては “ギフチョウの巣” のような場所だったと想像できるが、今ではほとんどが暗いスギやヒノキの植林になっている。

 そんな中、ストリートビューで良さげな林道を見つけたので来てみた。だが実際にはストリートビューで見た入り口付近が良さそうなだけで、中へ詰めるとさっぱり。未練たらしく自然林の多そうな別の林道を詰めてみたが、同じくさっぱり。ハイ、次っ!

 今度は定番の岐阜市佐野のポイントへ。かつての有名ポイントだけにだいぶマシな環境といえるが、めっきりカンアオイが減った気がする。林床には所により小石がゴロゴロしていて、落ち葉や腐葉土がゲリラ豪雨で流出し、乾燥化が進んだ様子が伺える。カンアオイはこの日で早くも新葉が出ていた。 

《 山県市(旧伊自良村)》

明るい林床に意外にカンアオイが多い。
明るい林床に意外にカンアオイが多い。

 最後に、旧伊自良村のとある洞へやって来た。明るい自然林の林床にカンアオイが意外に多い。この場所を数年前に見つけた時にはギフチョウの姿はなく、数日後に来た時には入口に立入禁止の札とチェーンが設置されていた。それっきり来ることもなかったが、久しぶりに訪れると札もチェーンもなくなっていた。

 入口からは予測できないほどに中は意外に広く、カンアオイもそこそこ多い。しかし、乾燥化が進んでいる様子で足元には小石がゴロゴロしている。同行のH君は期待値込みでこの場所を有望と見たようだが、口には出さなかったが正直私は少し懐疑的だった。

[記録]2024年3月27日(水) 同行者 H君

岐阜県山県市(旧高富町)赤尾 カンアオイ確認(わずか)

岐阜県山県市(旧高富町①) カンアオイ確認。有望。

岐阜県山県市(旧高富町②) カンアオイ確認(わずか)

岐阜県岐阜市彦坂 カンアオイ確認(わずか)

岐阜県岐阜市佐野 カンアオイ確認(以前より減少)

岐阜県山県市(旧伊自良村) カンアオイ確認。発生地として有望?

 


■ 3月30日(土) 西濃方面のギフ(パート2)

 前日から気温が上がり、この日は思いきり好天で、週間予報によれば4月2日(火)まで好天高温が続くという。いよいよ待ちに待ったギフチョウシーズンの到来である。

《 山県市(旧高富町)》

思ったよりも桜が咲いていない。
思ったよりも桜が咲いていない。

 途中思ったよりも桜が咲いていないことに戸惑いながらも、この日から確実に出ると信じているので、前回下見した本命の旧高富町のポイントへ直行する。

 朝から天気が良く、陽だまりでコツバメがちょこまか飛んでいる。そうこうするうちに気温もぐんぐん上がり、いよいよギフチョウの登場!となるはずが・・・あれ? おや? ・・・ちっとも出てこない。当地は近年も確実に採れているので、この日この条件で飛ばないはずがない。

 いや、しかし、待てよ。昨日今日と2日連続で高温が続いたぐらいですぐに羽化するようでは、2月の異常高温の時に羽化してしまって大変なことになっているのではないか。ギフチョウは人間ほど軽率でなくて、もしかすると発生は明日か明後日あたりからボツボツということか?

 どうやらここで粘っていても大したことは起きそうにないので、前回の下見で見つけたもう1か所の尾根へ行ってみることにする。

 アップダウンを繰り返しながら小径が立ち消える一番先まで30分ほど歩く。途中いかにも良さそうな小ピークや尾根がいくつもあり、麓のどこかで発生していれば、この長い尾根のどこかにきっと上がってくるに違いない。がしかし、一番先まで行ったがいなかった。やっぱりまだ出てないのだろうか?

 諦めて戻る途中、遅れて後からやって来たH君が、いまさっきこの小ピークにギフが来たけれど、一瞬にしてヒオドシチョウに追い払われたと言う。残念! 憎っくきヒオドシ。

 しばらくそこで粘るようなので、私は隣の小ピークまで戻って、ギフの飛来を待ちながら昼飯にした。少ししてH君の様子を見に行くと、また来たと思ったら今度はアゲハチョウだったという。

「・・・さっきのもホントにギフチョウ?」

 思わず疑った。目撃記録というものは悲しいかなその時は絶対に見たと思っても、しばらくすると疑わしくなってしまう。やっぱり「採ってなんぼ」ということでしょう。

《 山県市(旧伊自良村)》

初ギフ、ゲット(H君)
初ギフ、ゲット(H君)

 どうやら出ているとしてもまだ出始めらしい、ということで、前回の下見で日当たりが良くて多少発生が早いと予想した旧伊自良村のカンアオイ自生地へ行くことにする。

 着いた時、午後の日差しが適度に良く当たってていて風はなく、気温も高い。早春の午後とはいえ条件はかなり良いと感じた。

 木がまばらで見通しがきくので、飛べばすぐ気づくと思い目を凝らすが、しばらく待っても飛ばない。諦めかけてH君と雑談していたその時だった。彼が突然何かに反応して走り出し、一瞬の早わざで初ギフをゲット!

 おめでとう。よくやった。

 いるとわかって急に私も元気になり、しばらく真剣に探した。目を皿のようにして探したが、やっぱり飛ばない。そうだよ、やっぱり出始めなんだよ、と思ってH君に声をかけると、なんと、1♂追加していた。そしてあろうことか、その後しばらくしてさらに1♀追加したという。

 アンビリーバボー!

 まさか♀が出ているとは。フライング気味と思いきや、いったい何がなんだかどうなっているのか、訳がわからなくなってきた。

 その後、目の前でH君が振り降り逃がした個体が真っすぐ私のほうへ飛んできたので、ちゃっかり採らせていただいた。最終的にH君はもう1♂追加。午前中の貧果が一転、午後からは予想外の成果となった。

[記録]2024年3月30日(土) 同行者 H君

岐阜県山県市(旧高富町①) ギフ null

岐阜県山県市(旧高富町②) ギフ 1ex.目撃(H君)

岐阜県山県市(旧伊自良村) ギフ 4♂1♀(うち3♂1♀ H君)

 


■ 3月31日(日) 西濃方面のギフ(パート3)

《 山県市(旧伊自良村)》

 この日は迷わず朝から昨日の旧伊自良村のポイントへ向かう。この日から本格的に発生が始まると考え、前日すでに出ていたこのポイントでまずは数を稼ぎ、それから旧高富町の本命ポイントへ向かうつもりだった。

 それがなんと、現地に着くと入口に採集者がいた。声をかけるとなんとなんと、遠路はるばる新潟からお越しとのこと。そこへさらにもう1台やって来た。私のギフチョウあるある「自力で見つけた有名ポイント」ということが判明した。

朝からトラップを仕掛けて飛来を待つ。
朝からトラップを仕掛けて飛来を待つ。

 総勢4人となったが、幸いポイントは意外に広い。散らばれば何とかなる。実際あとの2人は奥のほうへと姿を消した。私は入口付近の杉木立が昨夜のねぐらになっていると予想し、入口付近でトラップを仕掛けて粘ることにする。

 30分以上粘って午前9時ちょうどにようやく1♂がトラップに絡んだが、その後30分待っても追加なし。H君はポイントの中ほどで粘っていたが全く見ていないという。いつだって行動の迅速な私は(←単に「せっかち」とも言う)、早々に見切りをつけて本命ポイントへ向かうことにした。朝の冷え込みはなかったものの、この日羽化する個体を狙うのならせめて10時まで粘るべきだったかもしれない。

《 山県市(旧高富町)》

 下見を含めてこの春3度目の本命ポイント。午前10時台のゴールデンアワー。絶好の天気で気温もグングン上がった。―― なのにギフは来ず。来たのは採集者だけだった。なぜだッ?!

《 本巣市外山 》

 ソメイヨシノが同所的にチラホラ咲きから7分咲きまで混在しているという自然界の混迷ぶりが、今シーズンのギフチョウの発生把握の難しさを象徴していた。正直どうしていいかわからなくなっていた。

 困った時に昔採ったポイントに舞い戻るのは、歳を取った証拠か?

 私が当地で最後にギフチョウを採集したのは2018年3月31日のこと。その時の記録は1♀のみだが、そのほかにいくつか振り逃がしており、少ないながら確実に発生していた。が、同時に、すでにシカの食害が深刻化しつつあった。

 その3年後の2021年3月26日に訪れた際には、シカの食害がいよいよひどくなっていたが、ブッシュ化しかかっていた林道の灌木が切り払われ、スギ林は枝打ちされ、辺り一帯が明るくなっていた。

裸地化が進むかつてのポイント。
裸地化が進むかつてのポイント。

 あれから3年。もしかしたらギフチョウが復活しているかも、という私のささやかな願いは、浅はかな妄想と知った。シカの食害は深刻化の一途を辿り、周囲一帯の裸地化をもたらし、たった1本のショウジョウバカマも、一片のスミレの花さえも見当たらなかった。

 それでもカンアオイだけがわずかに復活しているように感じられたのは、現実を受け入れられない私の未練か妄想の続きだろうか。

 

《 山県市(旧美山町)》

 本巣市のポイント付近の桜がかなり咲いていたので、もしやと思って旧美山町の中でも北に位置する遅めのポイントへ来てしまった。現地に着くと桜はほぼ未開花。そのうえ、かつてあったはずの場所でカンアオイが見つからず、さらには沢に渡してあったはずの丸木橋が豪雨で流されたのか跡形もなく、沢の向こう側のカンアオイ自生地へ行けず。濃尾平野からはかなり距離があって温暖化の影響が少ないと思っていたこの場所も、環境悪化の例外ではないと知った。

 この後、旧武芸川町の廃れポイントに立ち寄った後、最後に旧美山町南部のポイントへ。当地は私自身が最後に西濃方面のギフを採っている場所である。その時はピークで採集したものの麓のカンアオイ自生地の環境が芳しくないと感じていて、今回、最後の最後に行く場所がなくなってやって来た。

 ところが、今までないと思い込んでいた側の斜面で偶然カンアオイを発見! カンアオイがあると知ると、現金なものでなんだか環境が良さそうに見えてくる。もしかして意外に有望かも。しかし、快晴無風の絶好の日に過去の廃れポイントをいくつも訪ね歩いて時間を浪費したため、この時点ですでにタイムアップとなってしまった。 

[記録]2024年3月31日(日) 同行者 H君

岐阜県山県市(旧伊自良村) ギフ 1♂

岐阜県山県市(旧高富町①) ギフ null

岐阜県本巣市外山 カンアオイ確認

岐阜県山県市(旧美山町①) ギフ null カンアオイ確認できず(消滅か?)

岐阜県関市武芸川町宇多院 カンアオイ確認(大幅に減少)

岐阜県山県市(旧美山町②) カンアオイ確認

 


■ 4月2日(火) 西濃方面のギフ(パート4)

 西濃のギフは年々衰退の一途で、行くたびに気分がブルーになるので足が遠のいていた。しかし、いま採っておかないと本当に数年後には幻になっている気がして、H君を連れだしてこの日までに3度足を運んだ。旧伊自良村で成果があったものの他はサッパリで、そのうえ旧伊自良村のポイントが放蝶の噂があると後で知って、ますますブルーになっていた。

 この日も好天高温の予報だった。予報どおりなら4日連続ということになる。仮に3月30日・31日がフライング気味だったとすると、そこから2日後のこの日は絶好といえる。もしこの日に行かないと、30日・31日がフライングだったのか、それとも本当にもういないのかわからなくなってしまう。でもこの日行って採れないと、西濃のギフは正真正銘「絶滅状態」ということだ。

 そんなことをうだうだ考えながら、この目で墓場を確かめに行くのも正直気が重かったが、次のステップに進むために重い腰を上げた。

 H君はこの日は用事があって行けないという。それならそのほうがいいかもしれない。きっと採れないから。内心、九分九厘採れないと思っていた。 

《 山県市(旧美山町)》

道なき急斜面を登る。
道なき急斜面を登る。

 2日前、タイムアップだった旧美山町のポイントへ行く。還暦をとうに過ぎた身には結構きつい急斜面をあえぎあえぎ登る。いるとわかっていれば元気も出ようというものを、きっといないと思いながら登るのは余計にきつい。  

 ピークの少し手前で急に開けた場所に出る。

 いたッー!!

 斜面を這うようにピークへ向かって飛び去る後姿が、チラッと見えた。それは見紛う事なきギフチョウ。急登で乱れた息を整える間もなくピークへ近づき、そこで待っていた個体を無我夢中でネットイン。

 まだいた。いてくれた。正直もういないと思っていた。勝手に西濃のギフは「絶滅寸前」と思っていたけれど、何事もないかのように、そこにギフチョウが舞っていた。過去に2桁採った場所で再び採っただけなのに、こんなに嬉しいなんて。高校1年で初めて採った谷汲のギフチョウに匹敵するほど嬉しかった。

正直もういないと思っていた。
正直もういないと思っていた。

 すぐに次がやって来た。採るのはやめて撮ろうとしてしばらく粘ったが、猫の額ほどのピークのためすぐに邪魔が入って2頭がもつれ飛んでしまい、なかなかシャッターチャンスがない。仕方なく1頭を残して1頭だけ採集して撮影しようとするが、またまた次がやって来てもつれ飛ぶ。仕方がないのでまた1頭採集して・・ということをやっているうちに6頭も採ってしまった。しかも残したつもりの1頭も驚いて逃げてしまい、1頭もいなくなった。待てばまだ来そうな気もしたが、これ以上採る必要もないし、次へ行きたいので小1時間で山を下った。下りはすこぶる楽だった。

 

《 山県市(旧高富町)》

 次に向かったのは旧高富町の「本命ポイント」ではなく、H君と見つけたもう1か所の尾根道である。こうなると本命ポイントは採れて当たり前と思えた。両方行く時間的余裕はないので、H君が1頭目撃したのを私がアゲハチョウと疑ったその場所へ、H君の疑いを晴らすために向かった。というか、今日この条件でいなければ間違いなくいないということなので、白黒つけるために向かった。

アップダウンを繰り返しながら30分以上かけて尾根を進む。
アップダウンを繰り返しながら30分以上かけて尾根を進む。

 アップダウンを繰り返しながら30分以上かけて尾根を先へと進むが、途中まったく気配がない。よく晴れて気温はグングン上がり、このまままだと気温が上がりすぎる。一刻も早く奥まで行かねばという焦りと、朝一番の急登の影響と、すでに正午を過ぎて腹ペコでヘロヘロになってきたので、どうせ採れないし、もうどうでもいいから早く昼飯にしたいという煩悩とが戦っていた。

 奥から4つ目ほどの小ピークで、心が折れかけて昼休憩にしようと荷物を背中から下ろした。でもすぐに気を取り直し、もう2つ先の小ピークまで行くことにする。確かH君がギフを目撃した場所がもう2つ先のはずだ。せめてそこまで行こう。疲れた身体にムチ打って、奥から2つ目の小ピークの目前まで来た。

目の前の小ピークを、ふら~とギフが飛んだ。
目の前の小ピークを、ふら~とギフが飛んだ。

 いたッー!!

 目の前の小ピークを、ふら~と飛ぶギフチョウの姿が目に入った。見紛う事なきギフチョウの姿。夢中で斜面を駆け登る。

 いない。思わず息をのむ。いや確かにいた。あれはアゲハチョウなんかじゃない。絶対ギフチョウだ。五感を研ぎ澄まし、目を皿のようにして周囲を探した。

 いたいた。木漏れ日がまばらに当たる地面に羽を広げて静止していた。そっと近づき難なくネットイン。

 やっぱりいたよ。よかったねH君。アゲハチョウなんかじゃなかった。疑ってゴメン。

 これでようやく安心して昼飯にありつき、休憩したら別人のように元気になって前後の小ピークや尾根を何度も何度も往復し、粘りに粘って、2時間近く粘ってなんとか1頭追加した。晴天で尾根はほとんど風がなく、暑すぎるぐらいのコンディション。これが午前中だったらもっと飛来したかどうかはわからない。

[記録]2024年4月2日(火) 同行者 なし

岐阜県山県市(旧美山町②) ギフ 6♂

岐阜県山県市(旧高富町②) ギフ 2♂ 

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