1年前、このブログの第1回を飾ったのが、初めて自宅庭(名古屋市千種区内)に飛来したミドリヒョウモンだった。50年以上住んでいるこの場所で初めて本種を確認し、ブログ開設にあたって少し興奮気味に報告した。
今日の午後3時すぎ、庭のランタナで吸蜜している本種と1年ぶりに再会した。2年連続で確認できたことで、単なる偶然ではなく、ある程度確実に生息している可能性が高まったと言える。もっとも、付近で発生しているとは限らず、この時期に山から里へ下るなどかなりの距離を移動しているのかもしれない。
念のため、このブログは虫屋さん以外の方にもご覧いただいているようなので、その違いが分かるように、名古屋市内で普通に観られるツマグロヒョウモンの写真もアップしておく。
ちなみに、わが家の庭には沢山の花が植えてあり(下の写真)、これからの季節は蜜を求める秋の蝶たちで賑わう。今日も20分ほどの間に、この他にアゲハチョウ、アオスジアゲハ、ヤマトシジミ(多)、ウラギンシジミ、イチモンジセセリ(多)が観察できた。ツマグロヒョウモンは常に2-3頭がうろついている状態で、ミドリヒョウモンを追っ払ってしまっていた。
なお、上記の蝶のうち、庭で発生しているのはヤマトシジミとツマグロヒョウモンだけで、他はどこからか飛来したものである。
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