7年前に自宅を建て替えた際に、庭いじりの好きな母のために(母のボケ防止のために)、草花を植えて楽しめるようにと庭をしつらえた。それがなぜか今では、私自身がガーデニングにはまってしまっていたりする。
南向きで日あたりの良いわが家の庭は、春先から初夏にかけては花であふれかえり、道行く人が立ち止まって見ていってくれたりするようになった。しかし、温暖化とヒートアイランド化の進んだ猛暑の名古屋の夏を元気に過ごせる花は少なく、真夏ともなると見る影もなく夏枯れとなってしまった。
これを何とか出来ないか。工夫と試行錯誤を重ねた結果、昨夏ごろから真夏でも花が途絶えることがなくなった。このところの、連日最高気温37-38℃というスーパーウルトラ酷暑の中でも、ご覧のとおりカラフルに花を咲かせている。
もっとも、いくら花は元気でも、この暑さのなか庭いじりに精を出したら、ボケ防止とか言ってる前に熱中症であの世行きなので、熱帯花木やマリーゴールド、ポーチュラカなど、とにかく暑さと日照りに強くて手のかからない植物を選んで植えるようにしている。
子どものころ、夏の花といえばアサガオやヒマワリが定番だったが、今やアサガオやヒマワリが生育できるほど名古屋の夏はなまやさしい環境にない。
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